1990年の5月、今から21年前・・。
松田 真実ちゃん、当時4歳の命が奪われた。生きていれば25歳。
もしかしたら幸せな花嫁さんになっていたかもしれない。
その犯人として捕らえられ、今回再審で無罪が確定した菅谷利和さん(64歳)。
地裁が、裁判費用1200万円、刑事補償として約8000万円の支払いを決定したと。
でも、これが17年半の補償額として妥当だとは思えない。
「冤罪という名のひとつの事件」が起き、ひとりの人生がメチャクチャになり、
忘れてならないのは幼くして命を奪われた真美ちゃんの無念さ、ご両親の哀しさ、
そして何より悔しいことに真犯人が何処かに潜んでいるということ。
どんな顔で生活してるのか・・菅谷さんが犯人にされた時、どんな気持ちだったのか?
ニヤッと笑ったのか、高笑いをしていたのか、ホッとしていたのか・・。
いづれにしても検察・警察一致協力して犯人を捕まえてほしいと切に願わずにはいられない。
水彩画 「シュウメイ菊」