最近は「高齢者包囲網」が押し寄せてきている。
例えば 今 目の前にある高齢者福祉課から送られてきたアンケート。 答えは「はい」と「いいえ」しかない。
Q。最近ひとりで外出しましたか?
Q。買い物は自分でできますか?
Q。ひとりでバスに乗れますか?
Q。今日は、何年、何月、何日か解りますか?
まぁ、ここまではOK! まるで認知症の検査みたい!
馬鹿にしないでって感じ
でも、次の質問は、ビックリ!答えられない
Q。自分が人の役に立ってる人間だと思いますか?
「いいえ」にすると、役所の人からの何らかのフォローが入りそうだし、
だからといって「はい」とは言えないし 困りました~。 未だ、にらめっこ中です。
年を取るのは、初めてです!自分は普段年を考えないで生きているのだけれど、
最近は周囲からの「包囲網」がどんどんと、押し寄せてきて、それは社会の優しさなのかも知れませんが、
否応なしに「あなたは高齢者です!」的な意識を押し付けられ、
それは何かをやろうとする意志を妨げられ、
どんどん生きにくい状態に追いやられているという、少々面白くない気分です
*タイトル名は、永六輔著 「男のおばあさん」の章題より拝借しました。
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