朝起きてブルーベリーを摘んで
ミニトマトを採り
あ~あ・・1本の苗から、5個の冬瓜(とうがん)が
なんて喜んだり、驚いたり・・・
こんな何でもないことが
案外生きていく活力なのかもしれない。
7月14日・・功さんの弟から突然の電話
しづちゃんが死んでいる、って!
オットが亡くなって10年以上
ひとり暮らしの義姉。
母と長兄が支えていたが
二人とも亡くなり
その後は兄弟が支えていた。
近くに住む弟が様子を見に行ったら
ベッドで亡くなっていたと言う。
「フーテンの寅さん」は、映画で観ると楽しいが、家族はてんてこ舞い。
この姉も、自由奔放。それを兄弟がチームワークで支えていた。
(わが功さんは、スーッとその輪の中から上手くすり抜けていましたが・・)。
お通夜に市長さんがやって来て(市長さんは私のいとこ)こんなことを言った・・
もしかしたらチョクチョク遊びに行ったのかも。
出歩くのが好きな姉なので、見かけると声をかけてくれたらしい。
「いろいろご迷惑をおかけしたのでしょうねぇ~」というと「いや、いろんな町の様子が解り、良かったですよ」って。
娘に電話したら「私が小さい時、折り紙の特訓をしてくれたおかげで、いま、子供に折ってあげられるのも
しー子おばちゃんのお陰。最近折り紙を折るたびに思い出していたのよ・・・折り紙は大得意でした。
私の姉は、
自分が苦しい時に、いつも笑顔で話しかけてくれて、どんなに勇気づけられていたか・・といってくれた。
姉のアルバムをめくると、私たちの知らない姉がいる、笑っている。緊張している。お洒落している。
姉なりに精いっぱい生き、天国のオット、両親、兄が「もうイイよ!」って言ったのかもしれない。
宗教上に「別れ」はないと言う。「旅立ち」・・白装束に着替えて、幸せそうな顔で旅だって行きました
ほおずき