私たち親は、上と下の男の子に振り回されているうちに、反抗期もなく、一生懸命に良い子に育っ
てくれて本当に感謝！です。
オットが倒れた時も、「私、家に帰って来るわ」って。
それからは毎日病院通い。病院では毎日お医者さんの検診があり、その時に必ず「今日は何月何日
ですか？」と聞かれる。ので、お父さんが答えられないと可哀そう(ーー;)だということで、毎日
毎日イラスト入りで日付を書いてベッドの脇に貼りました・・。
意識があるのかないのか解らない状態のオットに、常に声かけをして、少しでも刺激を与えるよ
うに、車椅子に乗せて病院中を歩きました。
それは退院しても続きました。デパートに行ったり、観光地に行ったりと、車椅子に乗せていろ
んな場所に行きました。現実を瞬時に受け止め、どうにか今があるのは、貴女の力だといつも感謝
しています(__)。
でも、ひとつだけ、これは謝らなくちゃならないことが・・。
父親の「退職届」を貴女に書いて貰ったこと・・。毛筆で、ということだったので、私にはどう
しようもなく、仕方なく筆ペンで書いて貰ったね？何だかワイワイと楽しく仕上げたけど、今考え
ると・・「父親の退職届を書いた娘」なんて日本中にもそうはいないよね？（ごめん(-.-)）。
神様にひとつだけお願いをしたのです。悲しい思いをさせちゃった貴女に、素敵な人を！と。
結婚は、大好きな人と、と。ナカナカ現れなくて心配したけれど、ヤッタネ♪素敵な彼と、可愛い
娘、新しいお家とネコちゃんも。これで安心、良い子で頑張った分、ご褒美がイッパイ！
あの頃のいろんな思いの入ったバンドラの箱、今日開けてみようかな？と思ったけど、出来ませ
んでした。永遠に開けないかもです。
