疲れると目に来るのよねぇ~という話をしていたときのこと
私は本を読む時に、ハズキルーペを使っていることを話した。
メガネの上からハズキルーペをかけると、文字が1、2倍くらいに拡大する。
そしたら彼女、「私は読書器を使っている」と。
読書器(拡大読書器)
彼女は右目が見えなくなり、左目は弱視。耳も少し不自由。
読書器?私は初めて聴く言葉。下に読みたい本を広げ、正面の画面に移る仕組みになっていると言う。
だけど、文字をかなり大きくしないと読めないので、文章を読む、というより文字を読んでるので
かなり疲れるらしい。PCは、拡大するソフトを入れて、TVは録画しておいて、何度も巻き戻しながら
観ると言う。出かける時は「ガイドヘルパー」を利用し、学ぶ時には「要約筆記」を使い
自分の運命を嘆いてばかりいないで、今できることを懸命にやり生きている。
凄いわぁ~。
だから何でも知ってるし、話していても何ら違和感がない。
むしろ目が見え、耳も聞こえる私より広い知識を持っている。
あきらめない気持ちがあれば素敵な生き方ができることを教えてもらいました。
そんな彼女は大好きだし
心から尊敬してる。
私も頑張るから・・・!