「天は その人が耐えられるだけの苦悩しか与えない」
主人が倒れた時に友だちが教えてくれた言葉。
その言葉を時々ポケットから取り出しては噛みしめている。
その通りだとすると、天から試されているのだから、そしてそれに耐えられる苦悩しか与えない、というのだ
から、何てことない!乗り越えられる筈・・と思ってルンルンとここまでやってきた!
でも、今朝の新聞(お悔やみ欄)を見て、こころが固まってしまった。
この家を建ててくれた大工さんが去年亡くなった。そして今日のお悔やみ欄に息子さんの訃報が。
(仕事中の事故で49歳でした)。
大分前にお父さんは息子さんに建築会社を譲り、代表になって家族や従業員を支えていた息子さん。
信心深いひとでもありました。
功さんが倒れた時にも、使いやすいように玄関に手すりを付け、椅子を取り付けてくれ、なんだかんだと言
っては家の壊れたところを修理してくれたり、相談にのってくれたりの優しい息子さんでした。
年老いた母と身体の弱い兄、そして妻を残し、なんと無念だったことでしょう?
絶対に死んではならない人でした。
天は、神は、残された家族にどうしろというのでしょうか?
やはり、信じられるものは架空のものでなく、今、そこにある現実なのでしょうか?
何だか、どうしようもない怒りが沸沸と湧いてくるのを抑えようがありません
小菊 花言葉は・・真実