「しなやかに したたかに」は、NHK人間講座で放送されたテキストを1冊の本にまとめたもので、
著者は渡辺淳一さん。図書館で何気なく手に取ったもの本なのだか、案外面白い。
これからの生き方の指針になるかも・・です! ・・「しなやかに したたかに」 渡辺淳一著
先ず、人間は「進歩する生き物」だが、いろんな感情を持つ「生々しい生き物」である・・と。
愛や感性は一代限りで、人間の思想や行動の中には、全く進歩しないジャンルもある。それが「感性」。
千年前に書かれた「源氏物語」が今も感動出来るのがその証明。むしろ、当時の方が感性豊かであったの
かもしれない。
定年後の60歳からは、いろんな縛りから解放されて、楽しい時代。自由に、華やかに生きる時代。
思い切り楽しむこと。お金は貯め込まず、自分たちのために使う。
心ときめく人と、お洒落をして出かけよう!
元来、お金は子供のために残すものではない。無駄なお金を残さず(子供たちの争いの元)老人は
イイ意味で享楽主義、遊び主義に徹した方が素敵です。
60歳を過ぎたら、できるだけお洒落をして遊びまわる。自分が稼いだものは自分で使い切る。
そういう思想革命こそ日本の高齢者にはひつようです・・・・・・・・・とある。
ということで、リハビリの帰りにお買い物。食事。
著者は、女房とならファミレスでいいや、妻のほうも家で済ませましょう・・なんてことしないで
パリやアメリカの老夫婦のようにレストランで食事をなさい!・・というが、やはりいつものはま寿司。
考え方や生活を変えるのは大変!でも、これからは「老いたら 不良になれ!」のススメを取りいれて
行きたい・・ので、我が娘、息子よ! 将来野垂れ死にしそうになった時は、宜しく~