功さん家のブログ

ひとりごと

映画館、ほぼ貸し切り?

 ご近所さんで、松竹の株主さんがいて、
マタマタ株主招待券で「ふしぎな岬の物語」を観に行って来ました。
 
31日の午後4時からの上映時間に合わせて、彼女の新車、赤いハイブリット車
 
載せて貰い(服装は二人とも地味)MOVIXへ。 
 
TVではバンバン宣伝しているし、モントリオール世界映画祭では受賞したりとか
 
話題の映画。さぞかし満員だろうと思いきや・・・・ 
 
最後列にカップルがいて、私たちが2人。あとから1人が入って来て、なんと5人
 
私たちの前にも横にも、誰もいない まさに貸し切り状態!
 
内容は、メルヘンチックな作品にしようと思ったのかも知れませんが、
 
それは失敗に終わり吉永小百合さんの為に作った作品なのでしょうが、
 
何か浮いていて、阿部寛さん、竹内結子さんが生き生きと演じていて
 
やはり旬な俳優さんには敵いません。
 
評価は、インターネットでは満足度平均点が57点だそうです。
 
 詳しくはホームページで⇒ ここ をクリックして!
 
 
劇中詩に金子みすずの詩が使われていました。
 
 
            
       海の果て
        
雲の湧くのはあすこいら、
虹の根もともあすこいら。
いつかお舟でゆきたいな、
海の果までゆきたいな。
あまり遠くて、日が暮れて、
なにも見えなくなったって、
あかいなつめをもぐように、
きれいな星が手で採れる、
 海の果までゆきたいな。
 
 
 
       鯨法会
 
  鯨法会は春のくれ、
  海に飛魚採れるころ。
 
  浜のお寺で鳴る鐘が、
  ゆれて水面をわたるとき、
 
  村の漁夫が羽織着て、
  浜のお寺へいそぐとき、
 
  沖で鯨の子がひとり、
  その鳴る鐘をききながら、
 
    死んだ父さま、母さまを、
    こいし、こいしと泣いています。
 
    海のおもてを、鐘の音は、
    海のどこまで、ひびくやら。
 

 鯨法会:きじらほうえ
 飛魚 :とびうお
 水面 :みなも
 


 
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