結婚したての頃、功さんは実家の方の山を丸ごと買って家を建てようとした。
私は勿論反対!
そんな山奥にひとり残されるわたしは、毎日木を伐り、落ち葉を拾い、クマや猪と戦えというのか?
誰もが一笑に付す中で、ひとりだけ味方が。 私の父がである。
功さんが欲しいと言っている山と、自分の山を取り換えて貰うべく交渉に。
でも、上手く行かなくて交渉断念。勿論山奥に建てたかった家の建築も断念!
そんな功さんだから、今、チョッと大家族になって、騒がしくなった家で、ちょっと戸惑っている。
「功さんはニコニコしてればイイ」とあんなに事前教育したにも関わらず
僅か2才の子がジュースをこぼすと、怖い顔。 動き回ると、ウルサ顔。
ああ、これじゃあホント大人げないわ
煩さいふたり
それで、それでである。今日は絵手紙教室の日。
教室に着くまでの30分間、私のお説教。子供とはどういうものか?
それに対して大人はどう対処するべきか?
功さんは、どうも自分本位すぎる・・など、少々手厳しい指摘も。
「わかった」とは言ったけど。どう解ったのかを見定めて、厳しく対処して行かないとと。
絵手紙教室で、素敵な奥さんが「私など、孫に、くそババぁ・・って言われるのよ!」って。
そんなこと功さんが言われたら、卒倒しちゃう
もう少し包容力のある大人に育てないと・・ね
はるな