30年前、我が家を建てて下さった親類のTさんのお葬式会場の入り口に
息子さんからの「感謝状」が展示してありました。・・・感激
「働く背中を見せ続けてくれた大きな存在でした。今までありがとう」
父は子供の頃耳を悪くして進学の道を諦めて、手に職を付ける大工の道を選びました。
しかし、身長が低いことを理由に、当時の学校の先生からは無理だといわれ、本当に悔しい
思いをしたそうです。卒業後、すぐに大工として職人の道に入ったものの、腕一本で身を立て
技術を磨く間には、当然のように多くの苦難が待ち受けていました。
けれど決して諦めようとはせず、あの時の悔しさをばねにして、今日まで頑張る続けてきた父。
親方として弟子を育てるまでになり、朝起きて眠りに着くまで口にするのは仕事のことばかり・・・。
真面目な性格そのままに働いて、私たちを支えてくれた父の姿は、今でも皆の胸にしっかりと
刻まれております。・・・・ 原文のまま
今は、建築会社の社長さんで、仕事の実験は専務である息子さんがしっかりと受け継いでいます。
育てたお弟子さん、独立してるひと、今も社員で残っている人、全員が別れを惜しんでいました。
一生を、ガンバッテ生き抜いた人は、やはり凄い!
悲しいけれど、でも・・
その頑張りはしっかりと息子さんやお弟子さんに
受け疲れている
・・・合掌