介護を楽しんでいるという貴女

 

　「私はひとり者だから」と笑いながら貴女は何度も繰り返す

 

娘さん２人はお嫁に行ったと言うから、どんな独身なのかな？と。

 

余り何度も言うので、「ひとりなの？」と聞いて見た。

 

　　「そう、若いうちに別れ、ひとりで子供を育てあげたの？」

 

「今は、９０歳を過ぎた母と、母の弟（つまり叔父）の介護をしてるの？」と。

 

母は長生きがしたい！というのよ（笑）。３日は施設に入り、後３日は我が家で面倒を見ている。

 

私も定年まで勤め上げ、今は介護を楽しんでいる、と。元、教師だった母は歌が好きなので

 

歌ったり、踊ったり・・。働いて家も建てたし、若いころ子供を母の預けて旅行もしたし、宝石も買ったし

 

もう、遊びつくしたので、もっと長生きしたい！という母のために、介護を楽しんでいる最中です！

 

と笑って言う。

 

凄いわぁ　こんな人見たことない　可愛いし、女性らしい感じの人。

 

決して突っ張っている感じがしない。

 

「同じくらいの男性なら、皆、子供を育て、家を建てるのは当たり前でしょう？」と。まっ、そうです

 

招待日帰りバス旅行でのお隣さん　一日中お喋りをしていたので、彼女の人生が垣間見えました。

 

完璧な彼女　でも弱点を見つけました

 

夜はサスペンスは観ないということ。理由は・・ひとり暮らしなので怖いから、ですって

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　皐月（サツキ）が咲きはじめました

 

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　　　　　　　　　　　　　　井頭公園のバラ（ピエール・ド・ロンサール）