歯医者の待合室での会話 チワ丸とヤマトくん
お隣のおじいさんが話しかけて来た。
私はねぇ、86歳なんだよ!
(アレッ昨日の奥さんも確か86歳)。
家のがね(奥様のこと)が、
食事作りを40年やってきたから、
もうやりたくないと宣言され、
それ以来私が食事を作ってるんだよ!
と言ってため息をついた。
もう、家のには困っちゃうよ。朝は運動に出かけ、帰って来ると私がお茶を入れ
私が作ったご飯を食べて、友だちと遊びに行くんだよ。どうなっちゃってるのかねぇ
私は仕方ないから料理本をみて、目玉焼きとか作れるようになったんだが、孫たちが
きても、家のは作ろうとしないんだよねぇ~・・・と。
その奥さん、潔い(いさぎよい)
女の人って、ホント!食事作り、買い物、お掃除・・と家の中をはいずり回っている。
これがなかったらナント色んな事ができるだろう?と思わないでもない。
でも、でも・・食事を作る楽しみもあるのよねぇ。
だからこの奥さんのように自分の城を簡単には明け渡せないのよねぇ。
まっ、食事作りを押しつけられたこのおじさんも、抵抗出来なかったのだから仕方ない・・のかな?