玄関の靴箱を掃除していて、いつも思う
決断は急がないことだと。病気で倒れて、右足には補装具をしないと立てない、歩けない状態に。右足はパンパンに腫れていて靴が履けない。左足にだけ靴を履き、
右は補装具のまま。そのまま外出し、運悪くその日は雨で、ズボンまでビジョビジョになった・・同室の仲間が、装具の上から履く靴があるはず、リハの先生に聞いてみては?と。そしたらありました~右と左が違うサイズの靴が。
(患者は何事も初めてのことなのだから、手とり足とりで教えて欲しいです。そしたら哀しい思いをしないで済むことだってあるはず)。
家に帰って、靴箱を開けて見た。功さんはおシャレではないが、靴にはこだわりを持っていて、案外高価な靴を揃えている。靴があるのに履けないのは可哀そうだ!と思い、退院するまでに捨ててしまおうか?と思い、袋に入れ始めた・・。
でも、なんだかとても悲しくなり、片づけるのをやめて、戸を閉めた・・。
そして、そしてですぅ
それから3年後~功さんが革靴を履こうとしている・・エッ
そんな!なにを・・?
アレッ履けた!履けたよ
ヨカッタァ捨てないで~
* 私が靴を捨てようとしたことは功さんには内緒ですからね