私が確か女子高に上がったばかりの頃、町の商工会議主催で、舟木一夫が中学校の体育館に来ること
に。 その頃姉がその中学校で先生をしていたので、チケットが手に入り、
それで私も友だちと一緒に見に行くことが出来ました。
音響設備のない体育館で、詰め襟の学生服を着て、直立不動で青春スターの舟木一夫が歌っていまし
た。帰りに職員室を覗くと、私たちに気が付いた姉がニコッとして「終わったの?」といい、私が「うん」と答
え、友人に「キレイなお姉さんだね」と言われ、それがチョッと嬉しくもありました。
その姉は早くに亡くなり、舟木一夫さんの歌を聴く度にその時の姉の笑顔が浮かんできます。
レコードもCDも1枚も持っていないのに、どの歌も歌えるのですから、当時のスターはやはり凄いです!
今回、何故行く気になったかと言うと、1枚のハガキが舞いこんできて それが半額券。
それで、青春の総まとめとして、行ってみようかと決心。しかし、やはり半額券はいけません
2階席。それに最近コンサートなんてご無沙汰でしたので、必需品のオペラグラスを持って行くのを忘れてし
まったので、顔がぼやけて見えないのです
デビューして50年、12月で69歳になると言っていましたが、声量感溢れる歌いっぷりで、
2時間がアッと言う間に過ぎてしまいました。
私の大好きな「高原のお嬢さん」 あの人に逢いたい・・たまらなく逢いたい・・
も、最後の頃に歌いました。総合文化センターの大ホールには、あの頃の青春がよみがえって、
拍手と涙の感動に溢れていました。
帰り、フワフワと鳥になった気分で帰って来ました。ああ、もうすぐ6時から夜の部が始まります。
もう一度、あの歌声を聴きたいナァ~
CD買おうかな?と思いましたが、売り場は黒山の人だかり・・。
椿 花言葉は・・・気取らない魅力