功さん家のブログ

ひとりごと

papaがんばれ!byむすめ⑬

 
        2000年3月10日、11日、12日
 
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 この頃の功さんは、2階の大部屋に。
 
初めはICUで、次は重症患者の部屋。そしてヤット念願の大部屋へ。
 
念願というのは、この部屋は南向きだし、患者が退院に繋がる人たちが多い。
 
色んな会話が聞こえる。話すことが出来ない功さんにとって、色んな音が入ることは脳に刺激を
 
与えることができ、とても良いことらしい。
 
 初め「個室に入れてください」と先生にお願いしたら
 
「個室はお勧めできません。刺激がなさすぎて言語の回復力が遅れますよ」
 
ということで、大部屋でお世話になりました。
 
初めの大部屋は、ホント重症者ばかりで、カーテンのお隣さんが亡くなっていたり、
 
家族も、どうせ反応がないんだから・・と、洗濯物を持ってきても、大体の人はすぐに帰ってしまうので
 
部屋は北側で暗いし、なんとも希望の持てない部屋でした。功さんの親や兄弟、会社の人からみたら
 
なんでこんな部屋に?と思うだろうなぁ・・と。
 
 先生は、刺激を与える様にTVもガンガンかけて、うんと話しかけてと言われました。
 
家族があきらめたら、患者の回復力が鈍るそうです。
 
 と言う訳で、陽のあたる部屋に移された時は、飛び上がる位の嬉しさでした